獣姦で有罪判決を受けたワニ専門家がヤバすぎる!「拷問部屋」で犬を性的に虐待して…

獣姦で有罪判決を受けたワニ専門家がヤバすぎる!「拷問部屋」で犬を性的に虐待して… 犯罪
当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
18歳未満の方は広告をクリックしないでください。

2024年8月、オーストラリアの動物学者、アダム・ロバート・コーデン・ブリトンは、動物に対する性的虐待や拷問などで有罪とされ、懲役10年5か月の判決を受けた。

ワニ専門家としてBBCで司会も務めたことのあるブリトンは、動物を虐待して性的に興奮するサディスティックな獣姦愛好家だった。性処理に使われた42匹の犬のうち39匹は死亡したという。

ブリトンの生い立ちから犯罪の内容、裁判の経緯、事件の影響までを整理して紹介しよう。

13歳で馬の虐待を始めたサディスト

ブリトンは1971年、英ウェスト・ヨークシャー州ウェイクフィールドで生まれた。エリザベス女王グラマースクールに通った後、リーズ大学で動物学を専攻し、1992年に理学士号を取得した。1996年にはブリストル大学で動物学の博士号(コウモリの狩猟方法)を取得した。

裁判所の文書によると、ブリトンは幼少期から動物に対する「サディスティックな性的関心」を隠していて、13歳で馬に虐待を始めたという。ブリトンは「私は子供の頃、動物に対してサディスティックだったが、それを抑え込んでいた。ここ数年で再びそれを解放してしまい、今ではやめられない」という証言を裁判所に提出している。もっとも、彼の青少年時代に関する詳しい情報が明らかとなっていない。

ブリトンは自身のブログで、動物学者になるきっかけとなった3人を紹介している。その3人とは、「熱心な博物学者」だった母親、生物学教師のヴァル・リチャーズ氏、そして彼のロールモデルであるサー・デイビッド氏だ。

動物との性行為は本当に重罪か? 獣姦の法規制から人権侵害を考える
米国の多くの州では獣姦が法律で禁止され、州によっては重罪とされる。一方で、こうした法規制は性的マイノリティに対する人権侵害とも考えられる。

ワニ専門家としての知名度を上げる

ブリトンは英国を飛び出してワニを研究することを夢見ていた。子供の頃から爬虫類に魅了され、人間と爬虫類の共存を手助けしたいと考えていた。1996年には、オーストラリア北部のノーザンテリトリーに移住した。同地域は世界最大のイリエワニの生息地として知られる。

ブリトンは、ワニ研究のパイオニアであるグラハム・ウェッブ教授と出会い、動物園兼研究施設「クロコダイラス・パーク」に雇われた。そこで撮影プロジェクトに従事しつつ研究も行った。その中には、2005年に世界的な注目を集めたワニの血の強力な抗生物質効果に関する研究も含まれていた。クロコダイラス・パークのジョン・ポメロイ氏は「彼(ブリトン)はかなり自信家でした……だから、特に人気があるわけではありませんでしたが、仕事はそこそこできました」と語る。

2006年、ブリトンは妻とともにワニコンサルタント会社を立ち上げるため、クロコダイラス・パークを退職した。このことがきっかけで、ウェッブ教授はブリトンとの関係を断ち切った。ウェッブ教授によると、ブリトンは、クロコダイラス・パークのチームで行った仕事を自分の仕事のように吹聴し、顧客を奪っていったエゴイストだという。

ブリトンは、クロコダイラス・パークを退職した後、ワニの行動に関する専門家としての地位を確立した。そして、ノーザンテリトリーにあるチャールズ・ダーウィン大学で非常勤研究員を務めたり、BBCで番組の司会をしたりするなどして、知名度を上げていった。

「拷問部屋」で撮影された犬の虐待映像

ブリトンはコミュニティウェブサイト「ガムツリー・オーストラリア」を利用して、旅行や仕事の都合でペットを手放さざるを得ない人々を見つけ、犬を引き取っていた。犬を里親に出すと主張したり、犬は元気だと伝えたりしたが、実際には犬を性的に虐待し、拷問し、殺していた。

ブリトンは、自宅の敷地内にある、録画装置が備え付けられた輸送用コンテナ「拷問部屋」で犬を虐待した。さらに、偽名を使って虐待映像をオンラインで共有し、他の獣姦愛好家に証拠を処分する方法を指導していた。犬の死体はワニに食べさせていたという。

ブリトンは、少なくとも8匹の犬(1匹を除いて子犬)の虐待動画をアップロードした後、匿名の通報をきっかけに、ノーザンテリトリー警察に逮捕された。2022年4月のことだった。

警察はブリトンの自宅から録音機器、動物の死骸、ノートパソコンを押収した。捜査の結果、逮捕までの18か月間で42匹の犬が性的に虐待され、そのうち39匹が死亡したことが明らかとなった。また、ノートパソコンには児童虐待に関する資料が入ったファイルも15件あった。

2023年9月25日、ブリトンは獣姦や児童虐待資料の使用に関連して60件の容疑で起訴された。裁判は2023年12月に予定されていたが、何度も延期されて2024年8月8日に行われた。ブリトンは懲役10年5か月の判決を受けた。また、動物を購入して自分の土地で飼育することを禁じられた。

ブリトンは法廷で「罪のない動物たちに、そして、その結果として家族、友人、さらには地域住民たちに与えた苦痛とトラウマを深く後悔しています」と述べ、彼の家族は何も知らず、関与もしていないと付け加えた。

米国でも獣姦愛好家が逮捕される

ブリトンの捜査が行われる過程で、元米海軍補給官ルーカス・ラッセル・ヴァンウォートも動物虐待容疑で逮捕した。捜査官らは、電子機器の分析中に、ブリトンと動物虐待の資料を共有していた別のTelegramユーザーを特定した。「グレイブス」という匿名の人物が作成した動物虐待の画像と動画のファイルが複数発見された。ブリトンとグレイブスは動物虐待のファイルを約705件を交換していたことが判明したという。

ファイルの一部には成人男性の顔が映っていて、腕にはユニークなタトゥーも見られた。グレイブスに関連するファイルの一部からEXIFデータを抽出することに成功し、2020年11月16日に米ミシガン州でファイルが作成されたことを示すデータが含まれていた。さらに、グレイブスは、米テネシー州のナンバープレート番号の一部が写ったトラクタートレーラーの画像を送信していた。

ノーザンテリトリー警察は、グレイブスの情報を米国の国土安全保障調査局(HSI)に知らせた。2022年9月、HSIはオハイオ州でヴァンウォートを逮捕した。ヴァンウォートが少なくとも4匹の犬を性的に虐待し、拷問し、殺害し、その様子を撮影した映像を世界中の複数の人物と共有したことが判明している。また、児童虐待映像が保存されていた電子機器数台も押収された。

ヴァンウォートは動物虐待と児童性的虐待の罪で起訴され、2024年5月に8年以上の懲役刑を宣告された。さらに、15年間の保護観察、性犯罪者としての登録、9000ドルの賠償金の支払いを命じられ、動物の飼育は生涯禁止された。

ブリトンとヴァンウォートが逮捕されたことで、芋づる式に他の獣姦愛好家も逮捕されていく可能性がある。動物を虐待して死に至らしめることに興奮するサディストたちは、厳しい批判にさらされている。

参考=BBCThe Nightly、ほか

トップ画像:Flickr

タイトルとURLをコピーしました